違法ではありません!名簿業者と個人情報保護法について解説
個人情報保護法ってどんな法律?
個人情報保護法とは、個人の情報を扱う企業に対して適切に取り扱うように定めた法律です。
個人の情報にあたる内容として名前や住所、生年月日などの他にもメールアドレスや電話番号、会社での役職や、どのような団体に所属しているかということも含まれます。
そして、それらの情報を取得するためには必ず本人の同意が必要となります。
名簿の売買は個人情報保護法で禁じられていないの?
あくまで個人情報保護法は、企業が個人の情報を収集するそして管理をすることに対しての法律です。
そのため顧客リストに使用することができる名簿を販売すること自体は禁じられていません。
しかしその名簿が業務上で別の目的で収集したもの、または第三者に販売することを同意せずに収集していたケースであれば個人情報保護法に違反することとなります。
名簿業者が遵守しなければならない個人情報保護法上のルール
名簿業者が個人情報保護法で守るべき部分としては、個人情報保護委員会へ届け出をだすということがあります。
届出の他にも、その名簿に含まれている該当者に通知をするというのもありますが、それが困難な場合には該当者がすぐに確認や削除の要請ができるようになっていれば大丈夫です。
このすぐに削除というのは、名簿業者のサイトで掲載されていれば 大丈夫です。
個人情報保護法を遵守している名簿業者から入手しよう!
名簿業者から名簿を購入する場合には、個人情報保護法をしっかり守っている業者から入手をするようにしましょう。
上記のようなサイト上への掲載のほか、名簿の入手はどういった経路であるかということも確認する業者が重要です。
収集元を確認していなければ、犯罪で集められた個人情報宛にダイレクトメールや営業かけてしまうことになりかねません。